【浜松 カイロプラクティック】散歩をしたくなる季節に向けて。
2022/02/26
浜松市南区でカイロとリラクゼーションのお店を開業している
まみカイロプラクティックです。
3月になりすっかり春の気分です。昼夜の寒暖差や遠州の空っ風の圧に服装も悩みどころではありますが、それでもチラホラと桜も咲き始め🌸 気分もウキウキして散歩にも行きたくなりますよね。
そこで、今日は靴と足について書きたいと思います。
「セラピストが靴について何を書く?」とお思いになるかと思いますが、体と靴には密接な関係があります … 靴についてと言うよりは「靴選び」になります。
皆さんは一日の終わりに、脚がダルかったり痛かったりの経験はありませんか?
その日のうちにマッサージなど行うことで、翌日には痛さや怠さ軽減または感じなくなるかと思います。
しかし長期に渡って放置しておくと… 足首が固くなり、脹脛(ふくらはぎ)もパンパンになり、浮腫みもできてしまうことで脚の不調に悩まされることとなります。
その原因として長時間同じ姿勢での立位・座位、革靴での外回り、サイズが合ってない靴での生活などから筋肉の硬直、血流&リンパの流れの停滞に繋がってくるからです。
そしてそれは体全体の関節のトラブルに繋がっていきます。
なので足の不調を訴えるお客様には仕事内容や普段はいている靴などをお聞きしながら、それに合った施術や靴のアドバイスなども行っています。
ところで靴を選ぶ時に何を基準にして買っていますか?
好みのデザインや色の靴を選ぶのは当然ですが、足のサイズに合った靴を選んでますか?
以前の私は、洋服に合わせたデザイン重視派でした。なので長時間履いているとマメも出来るし疲れるしスニーカーでも靴擦れになっていました。
「履いていればその内慣れる」と思いこませ我慢して履いていた時もありましたが、多少の伸びはあるものの、履くたびに痛かったり、デザイン・ラインが崩れてしまい残念な靴になってしまっていました。
母の「その内、外反母趾になるよ」との言葉を機に自分に合った靴を履こう!と思うようになりました。
靴選びで注意する点は…
1.足の一番広い部分(母指球ライン)が、窮屈でも無くユルユルでも無い事。
2.足を踵側に着けた状態で、指先には1㎝~1.5㎝位の空間がある事。
3.ソールのクッション性や、適度の柔軟性がある事。
4.ヒールの高い靴は、甲部分まであるデザイン(ベルトとか)が望ましい。
5.フィッティング時には「両足とも履いて少し歩く」履き心地・歩き心地を確認する事。
これは人の足のサイズは左右で微妙に違って
いることがあり、両足共に試すことが大切に
なってきます。
人気のある靴や他の人たちが「履きやすい靴
だよ」と言っても自分に適しているとは限ら
いからです。
以上を参考に自分に合った靴を選んで頂けたらと思います。
次に「外反母趾」についてもお話したいと思います。
一般的に高齢女性がなりやすいと言われています。その原因は多種にわたり、筋力の低下であったり、先の細い靴や安定性の悪いハイヒールを頻繁に履いている、足に合ってない靴を履いている。
この他に、生れつき関節が柔らかい、遺伝からくるもの、足指の形(親指が人差し指より長い「エジプト型」)等が原因として上げられます。
【症状として…】
1.親指の根元の関節が人差し指側に曲り「くの字」のようになる。
2.変形から痛みや炎症が生じる。
痛みが酷くなると体のバランスが取れなくなり転倒の恐れもありますし、歩行が困難なほどの変形であれば手術の必要性も出てくるかと思います。
出来れば回避したいものですね。
自分でも日々出来る範囲での予防していきたいものです。
【予防法として…】
1.正しい姿勢と歩き方を意識する。
ウォーキングの時は正しい歩き方「踵から着地して足指で蹴る」を意識すると思い
ますが、出来るなら常に意識して歩いたほうが良いと思います。
ただ家の中では難しいと思いますので、買い物やちょっとした移動時にも心がける
ことをお勧めします。
正しい歩き方は筋力トレーニングにもなります。それにより足裏のアーチ構造も保
たれ、体の各関節にも良い影響を与えられます。
2.ストレッチ等をして筋肉を緩める。
足裏は思っている以上に凝っています。全体重を支える、歩く・走る・ジャンプす
るなどの動作に負担が掛かっているのが足裏になります。
足指を広げる「ぐーちょきぱー運動」や ゴルフボール大のボールを使って足裏のマ
ッサージ… 足裏全体でゴリゴリ押し回します。特に母指球から子指球ラインと指の
付け根(指が動く位)を座った状態でも立った状態でも良いです、始めは痛いかと
思いますが、少しだけ頑張って無理のないようにお試しください。
3.シーンに合った靴選び。
マラソンランナーは、試合用と練習用、ロード用とグランド用で靴を変えてます。
お仕事でも、会社内と通勤時とで履き替えても良いかと思います。
先に「外反母趾」は高齢女性がなりやすいと書きましたが、実は中高生でも既にその症状に悩んでいる方もいます。
成長期には足のサイズが半年くらいで変わることはよくある事、必要以上に大きいサイズの靴を与えたり、小さいサイズの靴を履くことで「外反母趾」の要因を作ってしまいます。
子供は「好きなデザインやキャラクターだから痛くても我慢しよう」と考えて靴の取り替えを拒否する場合もあります。ですが子供の将来の健康にも影響がありますので、注意して頂けたらと思います。
以上、足裏と靴選びについてです。快適な外出の参考になればと思います。
まみカイロプラクティックでした。
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